衆院選 2008 11 3
秋に行われるはずだった衆院選が先延ばしになっています。
これは、「金融危機や経済危機がある状況で、
衆院選はできない」という理由が、よく言われています。
ここでいう「金融危機」とは、欧米の金融危機のことですが、
これが、日本の一部の金融危機だとしたら、衆院選どころではないでしょう。
「月刊現代 2008 12」には、「解散回避論」の裏に、
「大手銀行破綻説」ありという記事があります。
詳細は、ここで引用することは差し控えたいと思います。
(地獄耳の株式市場は、当然、このような話を知っているでしょう)
以前、日本の金融機関は、サブプライム危機に関しては、
軽傷に終わったと書きましたが、
さすがに、日経平均株価が8000円台になってくると、話が違ってきます。
この水準では、一部の金融機関は、厳しいかもしれません。
これは、一般の人には、わかりにくいかもしれません。
実は、日本の金融機関の場合、株式の持ち合いが比較的多いのです。
そういうわけで、この水準まで日経平均株価が急落すると、
一部の金融機関は、大きく体力を失う可能性があるのです。
そうなると、サブプライム危機の損失も、軽傷で終わらないかもしれません。
月刊現代の記事でも、「クライマックスは11月」と書いています。